お金のイロハ
普段聞きなれない不動産取得税のおはなし。
不動産を購入するにあたって普段聞きなれない税金がかかります。
種類としては二つ【登録免許税】と【不動産取得税】です。
中古住宅でも不動産取得税の減税があることはご存じでしょうか??
こんばんは、リノベ不動産FULLHOUSEの不動産営業 柴田です。
不動産取得税とは・・・
戸建てやマンション、新築や中古にかかわらず、住宅を購入し不動産を取得した全ての人を対象に課せられる地方税です。
不動産取得税は、取得した建物と土地それぞれに課税されます。
支払いのタイミングですが入居してしばらくすると、自治体から納税通知書が送られてきますが、築年数によって控除額がかわり不動産取得税がかからない物件もございます。
■控除額早見表
新築年月日 控除額
1997年4月1日以降 1200万円
1989年4月1日~1997年3月31日 1000万円
1985年7月1日~1989年3月31日 450万円
1981年7月1日~1985年6月30日 420万円
1976年1月1日~1981年6月30日 350万円
1973年1月1日~1975年12月31日 230万円
1964年1月1日~1972年12月31日 150万円
1954年7月1日~1963年12月31日 100万円
■軽減措置が受けられる建物の要件
・床面積が50m2以上240m2以下
・取得者の居住用、またはセカンドハウス用の住宅
・1982月1月1日以降に建築されたもの、または新耐震基準に適合していることが証明されたもの
築30年以内の物件であれば、控除額が1000万あるので不動産取得税がかからないケースが多いですが、30年以降になりますと控除額が450万まで下がるので支払いが発生するケースがでてきます。
【実例】
・1988年築マンション 不動産取得税1,500円
・1983年築マンション 不動産取得税39,300円
・1974年築マンション 不動産取得税290,300円
※あくまでも参考の価格です。不動産取得税の計算方法は複雑で建物と土地の評価額から控除額を差し引きして求められます。
また住宅ローンに諸費用として不動産取得税まで借り入れしたいと考えている方
も注意が必要です。
ほとんどの銀行(一部の銀行を除く)は住宅ローンの諸費用として借入する事ができません。
税のアドバイスは税の免許を持っている方以外が詳しくお伝えしてはいけないルールもございますので、あくまでも参考程度のお話になります。
気になる方は税務署でご相談されることをお勧め致します。
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