お金のイロハ
住宅ローンで組む場合の金融機関選び 4つのポイント
住宅ローンを組む場合、どの金融機関で借り入れした方が得なのか?違いは何?など考える方が多くいらっしゃると思います。
金融機関には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネット銀行、住宅支援機構など多くの金融機関があり、
ご自身で調べても特徴があまり良くわからないと思います。
ご来店されるお客様で、おすすめの金融機関はございますか?と聞かれるのも多くの質問の中の一つです。
そこで本日は、住宅ローンで組む場合の金融機関選びのポイントについてお伝えしたいと思います。
こんばんは、不動産営業の柴田です。
ポイント① 金利タイプを選ぶ
大手の金融機関で借り入れした方が安心! ネット銀行系で借り入れしても本当に大丈夫?
ネームバリューで選ぶのではなくまずはご自身がどの金利タイプで借り入れするのか決めましょう!!
全期間固定型・固定期間選択型・変動型・ミックス型
全期間固定型・・・借入期間中は月々の返済額が変わらないので家計の管理もしやすいが、金利が変動型より高く設定されているので総返済額が高め。
固定期間選択型・・・3年、5年、10年までは〇%金利と一定期間が金利が固定され固定期間終了後は変動か固定か選択できる。固定期間終了後の金利優遇幅が変動金利より狭くなるので、固定期間終了後は返済額が増える。
変動型・・・金融情勢の変化に伴い返済の途中でも定期的に借入金利が変動する。変動型について詳しく知りたい方は以前のブログを見てみて下さい。リンク先⇒住宅ローンの変動金利ってなーに??
ミックス型・・・上記の3つを組み合わせた借入方法です。例えば4500万の借り入れの内、3000万は全期間固定型、1500万は変動型で借り入れるするやり方です。主に都市銀行系以外の金融機関はミックス型の選択はできないケースが多いです。
それぞれメリットとデメリットがありますので、詳しくは住宅ローン相談会に参加してみてくだい。
ポイント② 借入金利の比較
最低3社は借入金利の比較検討しましょう!
例)借入額 4,500万
今回はわかりやすく変動金利で比較してみます。
A銀行:0.625% 月々の返済額 119,316円 総返済額 約5011万円
B銀行:0.525% 月々の返済額 117,311円 総返済額 約4927万円
C銀行:0.450% 月々の返済額 115,821円 総返済額 約4864万円
単純に金利が低いほど、支払う額が安くなります。
基本的に金利が低いところの金融機関で選ぶのは間違いではありません。ただし注意をしなくてはいけないポイントがあります。
それは次のポイント③、④でご説明します。
ポイント③ 諸費用の比較
住宅ローンを組むときには物件価格やリノベーション費用以外に、仲介手数料、印紙代、火災保険、保証料、事務手数料、登記費用、不動産取得税などの諸費用がかかります。
その中でも不動産取得税は、ほとんどの金融機関では借り入れすることができません。(私が把握している中では1行のみ借り入れできる金融機関もあります。)
諸費用の比較で検討しなくてはいけないのは、保証料と事務手数料です。
(一般的に保証料は借入額の2%、事務手数料が55,000円)
最近の金融機関では、保証料という考え方がなくなりいわゆる保証0円が主流になりつつありますが、その場合事務手数料が借入額の最大約2.2%がかかります。
この事務手数料が、金利以外の金融機関の儲けに当たる部分になりますので、金利ではなく諸費用がいくらかかるのか把握しておきましょう。
ポイント④ 団体信用生命保険(団信)の保証内容を確認する。
住宅ローンを組む際は、団体信用生命保険(団信)への加入が必須条件となります。
ただし住宅支援機構(フラット35)の場合は任意です。
団信とは・・・ローン契約者の死亡や重度の高度障害などによって返済が不可能になった場合にローン残債を保障してくれる生命保険(一般団信)
ポイントは団信+アルファの疾病保証がついてるかどうか?です。
最近では、金利を上乗せすることなくがんの保険(がん団信)、稀ではありますがキャンペーン中で3大疾病保証をつけてくれる金融機関もございます。
まとめ
ポイント①の金利タイプを選んだら・・・
ポイント②、③、④は同時に比較検討をする!!
住宅ローンは一度借入したら、金融機関との関りは返済が滞らない限りありません。
そのためネームバリューだけで選ぶのはやめましょう。
◆インスタグラム◆
いままで施工したリノベーションの事例を配信しています。
ぜひ覗いてみてください。ストーリーズではイベントの情報もお知らせしていきます!
◆お問い合せ窓口◆
TEL:0120-555-948
受付時間:10時~18時
定休日:火曜・水曜
※資料請求・お問合せフォームからは24時間受付中です。
(通常営業時間に順次対応致します)