リノベの現場から
戸建ての現場-①
21.04.05
4月になりました。
ポカポカと暖かい日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
フルハウス設計の朝倉です。
今日も現場は着々と動いています。
今回は先月から新たに着工した現場のことを書こうと思います。
現場解体
戸建て住宅の現場。
比較的築浅の物件の工事が始まりました。
屋根・外壁などの外廻りは現状のまま残し内装のリノベーション工事です。
2階床を撤去してリビング天井部分を吹抜けとしました。
もともとの2階の部屋に大きい窓があったので1階リビングはとても明るい空間になりました。
吹抜けとした分を補強して建物として弱くならないように配慮しています。
階段とリビングを分ける間仕切り壁
もともと壁だった部分を撤去して視線は通るようにしました。
開けたままだと落下の危険もあるので、リビング側から使える収納を取付けようと計画しています。
視線はある程度遮りつつ収納も兼ねる、どんな感じになるのか楽しみです。
鉄骨造やコンクリート造と違い木造はとることのできない柱や梁・壁がたくさんあります。
今回のようなリノベーション工事となると天井や壁を解体して初めてわかることが多々あります。
この現場でもとれない梁があったのですが、居住して使う上では支障のないものだったので
計画変更とはならずホッとしています。
設計打合せの段階から梁組がどうなっているか想定しながら危なそうな所はお客様に事前に説明しています。
吹抜けがあったりちょっとした書斎のようなフリースペースがあったり、といろいろ見せ場の多い計画になっています。
今回はここまで。
次回をお楽しみに。