なるほどリノベ
内装クロスのお話
21.05.17
雨の日が続くようになりました。
今年もだんだんと梅雨の時期が近づいています。
再び緊急事態宣言も発出され、少しでも早くコロナが落ち着いてくれることを祈るばかりです。
フルハウス名古屋 設計の朝倉です。
たくさんあるクロスの中で。。。
壁や天井の仕上げ材として一般的に使われているものにクロスがあります。
施工のしやすさと費用面でのお値打ちさが多く使われる理由かと思います。
クロスと言っても調湿効果のあるものやキズが付きにくく加工されているものなどがあり、
更に織目調や石目調、木目調などテクスチャも多く出揃っています。
そんな中で色やテクスチャの組み合わせに悩まれるお客様も多いため私たちから提案しています。
色の組み合わせ、テクスチャの組み合わせ、床材とのバランスに気を付けています。
床から天井に向かって暗い色から明るい色にしていくと部屋全体のバランスが良くなります。
部屋の壁色を一部変えることもあります。これをアクセントクロスと言います。
アクセントクロスは部屋に入って視線に入る1面だけにした方が効果が高いです。
壁面はすべて同じクロスにして天井だけ変えたりするのもちょっと違った雰囲気を演出できます。
お客様にはイメージを伺って具体的な提案の前に大まかな色やテクスチャの雰囲気のすり合わせをお話してから
各部屋の内装提案をしています。
床や壁の仕上げを決めたところ完成ではなく家具や家電が置かれることも想像しないといけません。
家具の色や樹種、家電の色や質感も部屋の雰囲気に影響を与えます。
どの色を組み合わせるときれいに映るか、フローリングと合うテクスチャはどんなものか、など
考えだすとキリがないですがけっこう楽しみながらやっています。