中古リノベコラム
土間ってどーなの。
21.12.06
みなさん、こんにちわ。
これまでいろいろなリノベーションに携わってきました。
コロナ襲来から在宅スペースを設けることが多くなりましたが、
その前から玄関土間を作りたい、という要望も多くありました。
今回は土間のお話。
フルハウス名古屋 設計の朝倉です。
もともと洋室だったところを解体して土間にしました。
右側には掃き出しの窓があります。
それもあって明るい土間空間ができ上りました。
こちらも同様にもともと部屋だったところを解体して土間にしています。
土間から入ったところが廊下と兼用した広めのフリースペースになっています。
扉で仕切ることもできますが、土間でがあることで緩やかに
繋がっていく連続性があります。
がっつり収納としての土間仕様です。
自転車置いたり、シューズクロークも兼ねています。
有孔ボードを立ててバッグなどを掛けられるようにしています。
昔ながらの日本家屋には土間がありました。
外部からいきなり部屋内ではなく、「土間」という半屋外のようなスペースを設けることで
外と中をやんわり結びつけています。
縁側にも通じるものがあるように思います。
昔とは土間の用途は変わってきていますが、土間を設けるというのは
日本人の感性を示すものかもしれません。