中古リノベコラム

RENOVATION COLUMN

「無垢材フローリング」にリノベーション。お手入れやメンテナンスについて解説!

18.03.23

 

 

 

無垢材フローリングは、年月を重ねるごとに木目がなじんで経年変化を楽しむことができます。その美しい見た目や、歩いたときの心地よい感触から「リノベーションをするなら、床は無垢材のフローリングにしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、日常生活では床に傷がついたり、食べ物をこぼしてしまったりとトラブルがつきものです。きれいに保つための日常的なお手入れ方法と、表面の塗装の種類別に注意点を解説します。

日常のお手入れ方法

日常のお手入れは、掃除機と乾いた雑巾での乾拭きが基本です。どうしても付いてしまった頑固な汚れは固く絞った雑巾で拭いてください。また、水に弱いので床に水をこぼしたらこまめに拭きましょう。

汚れや傷にも段々と愛着がわいてくるため、気にならない方はもちろんそのままでも構いません。ただし水に濡れた状態で放置をしてしまうと、カビなどの原因にもなりますので、美しさを長持ちさせるために定期的なお手入れを心がけましょう。

 

 

塗装状態別のお手入れ方法

 

無垢材フローリングには、主に3種類の塗装があります。塗装状態によってお手入れ方法が変わってくるので注意しましょう。

 

 

 

 

〇ウレタン塗装・UV塗装

ウレタン塗装とは、塗料の主成分である合成樹脂がウレタン系のものをいいます。フローリングの表面に薄い膜を張るような塗装ですので、見た目上光沢のあるものが多いです。撥水性がよくなる、お手入れが簡単で塗り替えの必要がないなどのメリットがあります。

一方で、表面を覆うので質感が変わってしまい、無垢フローリングならではの肌ざわりがなくなってしまうというデメリットもあります。

 

・大掃除の仕方

掃除機をかけるか、固く絞った雑巾で拭きます。それでも落ちない汚れがある場合は、中性洗剤を薄めたものを含ませ、固くしぼった雑巾で水拭きをします。最後に乾いた雑巾で乾拭きをしましょう。

お手入れの注意点・中性洗剤以外の洗剤は使わない

・水がついたらすぐ拭き取り濡れたままにしない(床板が反り・割れの原因になるため)

・モップや雑巾は固く絞り水気をなるべく減らすこと

・化学モップ(薬品がついたもの)などは変色の原因になるため使わない

 

 


〇自然塗装

 

無垢材の中まで天然オイルが浸透し、無垢材フローリングを保護する塗装方法です。表面に膜が出来ないので触った感じは無垢材フローリングならではの木の質感そのものです。天然由来なので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。ウレタン塗装に比べると傷や汚れが付きやすいですが、傷が目立ちにくく、凹み等の補修がしやすいというメリットもあります。乾拭きなど日常のお手入れで十分ですが、オイルの種類や使用状況によっては、定期的に塗り直しが必要になる場合もあります。

 

・大掃除の仕方

塗装を長持ちさせるため・日焼けによる木の乾燥を防ぐために、専用のワックスを1年に一回ほどかけてあげると良いでしょう。染みついた汚れを落とす際には、ワックスクリーナーを使用して拭き取ると良いですが、必ず塗装されたオイルと同メーカーが販売しているものを利用しましょう。別メーカーの賞品ですと相性が悪く、着色汚れが酷くなってしまう可能性もございます。

塗り方・塗布量・回数等は販売メーカーによって違うので、各メーカーの塗装手順に従ってください。

 

お手入れの注意点・ウレタン塗装用のメンテナンス用品は使用できない

・水がついたらすぐ拭き取り濡れたままにしない(床板が反り・割れの原因になるため)

・モップや雑巾は固く絞り水気をなるべく減らすこと

・化学モップ(薬品がついたもの)などは変色の原因になるため使わない

 

 

 

 

〇無塗装

 

何も塗装せずに無垢材フローリングをそのまま使用するものです。無垢材ならではの質感や色合いをそのまま残せます。しかし、無垢材は水や汚れに弱く、一度汚れが付くと木材の奥まで浸み込んでしまい落とすのが困難になります。また、季節によって毛羽立ちやささくれになることもあるため、通常は無垢材フローリングをそのまま使用することはありません。必ず何らかの塗装をすることをおすすめします。

 

もし無塗装の床材を使用しているのであれば、ホームセンターなどで手に入る、自然塗料のワックスをかけてあげると良いでしょう。

 

以上、無垢材の「塗装別お手入れ方法」をご紹介いたしました。

無垢材は調湿効果があり、身体に優しい素材で、夏はサラサラ・冬は足元が冷えにくいなどなど、、、様々なメリットのある素材です。リノベーションでも数多く採用されるようになってきましたが、その無垢材の良さをより長持ちさせるためには、使う人による日々のお手入れがとても重要になります。生活していると傷や汚れがつくことは当たり前のようにありますが、そういった傷や汚れも手をかけてお手入れしてあげることで、よりアンティークに変化していきます。

お手入れも楽しみながら、無垢材と共に暮らしていきましょう!