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BLOG リノベジャーナル

コラム

2024.10.21

マンションリノベーション 間取り

2人暮らしの中古リノベーション 理想の広さと間取り

ご夫婦やカップルなど、2人暮らしのリノベーションでおすすめする広さと間取りについて、ご紹介します。

おすすめの間取りのメリットとデメリット、リノベーション費用、快適な生活のためのポイントも一緒に解説しますので、これから2人暮らしのリノベーションをお考えの方は、どうぞご覧ください。

理想的な広さ

国交省の「住生活基本計画」では、2人暮らしが健康で文化的な生活を送るには、最低30平方メートルの広さが必要としています。坪数換算で約9坪(18帖)となり、8帖のLDKと4.5帖の寝室、2帖の収納に3帖の浴室と洗面脱衣、そして玄関という間取りで一杯。廊下などの余裕も無く、かなり小さな印象です。そこで、もう少し現実的な広さを考えてみます。もし40㎡であれば、約3坪(6帖)増すので、廊下と収納、またはもう1部屋とその収納といった空間を加えられます。ここで、国交省の住生活基本計画に目を戻します。すると、「豊かな住生活の実現」を前提とする2人暮らしには、都市型なら55㎡、郊外型なら75㎡が水準とされています。さらに複数の空間を加えることができるので、これくらいあればゆとりのある生活が可能でしょう。 そして、お二人が理想とする生活スタイルや将来の居住者の増減計画に応じて必要な広さを選ぶことが重要です。

 

 

おすすめの間取り

ここでは、細かな空間配置ではなく、一般的に使われる〇LDKの様な間取りでご紹介します。余談ですが、この呼び方には浴室、洗面脱衣、トイレ、収納、廊下などの情報は含みません。

 

1LDK

LDKは、リビング、ダイニング、キッチンが一体となった空間と一つの個室で構成するコンパクトで機能的な間取りです。LDKは8畳以上の広さとすることが多く、好みのソファやダイニングセット、テレビボードなど、好みの家具や調度品に囲まれた快適な2人暮らしを過ごせます。

 

 

2LDK

2つの個室は、プライベートスペースを確保しやすい上、家族が増えた場合でも対応可能。50㎡以上の広さがあれば、収納スペースも充実します。

 

 

間取りの選択には、お二人の生活スタイルとプライバシーの確保をどの様に考えるかで決めると良いでしょう。一緒に過ごす時間が多く、同居者も増えない予定であれば1LDKでも十分ですし、個々の時間を大切にしたいなら、プライベートを確保しやすい2LDKがおすすめです。 また、将来の計画として、子供が増える可能性がある場合は、2LDKを選ぶことで将来的にも対応できます。2つの個室は、子供の成長に合わせて用途変更して利用することができるので、柔軟な対応が可能です。1LDKと2LDKは、ライフスタイルやアイデアによってはそれぞれ、2DK、3DKという間取りも理想のライフスタイルを実現するための選択肢となります。一緒に過ごす時間とプライベートの時間の配分、趣味用など寝室以外に部屋を必要とするかどうかなどをしっかり話し合って共有し、最適な間取りを選びましょう。

 

1LDK、2LDKのメリットとデメリット

2人暮らしのリノベーションで、1LDKと2LDKそれぞれのメリットとデメリットは次の通りです。

 

1LDKのメリット

コンパクトで機能的な居住空間なので、合理的な暮らしが可能です。例えば、動線が短くシンプルなので掃除や移動が楽です。また物理的な広さの違いから、2LDKよりも特に冷暖房費を抑えられます。同じ理由でリノベーションや模様替えの費用も抑えやすいと言えます。また、限られた空間は、余分なモノを置かない暮らしにも向き、余計な出費を自然に抑えられます

 

2つの個室があるため、プライバシーを確保しやすい点です。それぞれを寝室として使う、一方を寝室としもう一方を趣味など別の部屋として使うなど、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズできる点が魅力です。また将来、家族や同居者が増える場合にも対応できる拡張性も利点です。

 

 

2LDKのデメリット

空間容量が大きくなるため、1LDKと比べ冷暖房費が掛かります。また、同じ理由でリノベーション費用も高くなりがちです。

 

 

1LDKと2LDKと比べると、最も違う点は、家族や同居者が予定外に増えた時の対応力ですが、それ以外、現実的にはメリットもデメリットもそれほど大きな差はないと考えて良いでしょう。なぜなら、コンパクトな1LDKに1部屋増えた程度の2LDKでは、その差の程度は知れているからです。例えば、その1部屋を居住者のどちらかが使用して冷暖房をするシーンを考えても、この状況は1LDKでも同じなので、冷暖房費の差はほぼLDKの広さの違いぐらいです。1LDKと2LDKのどちらが得かより、どちらがより理想的な暮らしができるかという観点で選ぶことが大切です。

 

 

リノベーションの費用

50㎡から100㎡程度の広さのマンションとした場合のリノベーション費用は、一般的に750万円から1,500万円程度。さらに、例えば区画の多くを変更する際の壁の撤去、設置、キッチンや浴室、トイレなどの水廻りの位置変更に伴う配管の撤去、設置など大規模なレイアウ変更をする場合では、1250万円から2500万円程度になります。コストを抑えるためには、表層リノベーションが有効で、これは、各部位の仕上材である壁紙の張り替えや床の変更など、表面的な改修に留める方法です。使用する材料によって費用を抑える場合、よほど特殊なものでない限り数十万円から300万円程度で、これ以上の費用削減には、区画変更範囲の見直しなどリノベーション計画自体のコントロールが必要です。また、居住空間のほぼ全てを変更する場合、スケルトンリノベーションとなります。これは、内装や備機器、建具も含む間仕切壁を全て撤去し、間取りを自由に変更する方法です。もちろん、部分的に壁や設備を残すという工事も可能です。

快適な生活を実現するためには、家具の配置も大きく影響します。生活動線を考慮した上手な家具の配置は、日常の動きをスムーズにし、ストレスを軽減します。2人暮らしにおすすめの1LDKや2LDKの間取りでは、リビングとダイニングの家具の配置が重要です。また、限られたスペースの有効活用には、収納の工夫が効果的です。特に50㎡程度の空間では、収納家具の選び方が生活の質を左右します。リノベーション計画の際には、あらかじめ家具の大きさと配置を検討しながら進めることも理想の暮らしの実現に効果的です。

 

理想の暮らしを実現するために、リノベーションはとても現実的な手段です。しかし、想定以上の費用になったり生活を始めてから不測の事態が起こらない様、計画の初期段階から経験豊富なプロと一緒に進めることも大切です。フルハウス名古屋では、経験豊かなスタッフが物件探しからリノベーションまでワンストップでお手伝いいたします。ぜひ、お問合せください

 

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