コラム
2023.01.28家づくり デザイン 素材・工法 リノベーション
リノベーションで人気の室内窓とは?室内窓の事例と、設置の注意点をご紹介!
明るく風通しの良い空間にするためにおすすめなのが室内窓です。窓は外壁側だけでなく、室内の間仕切り壁にも取り付けられます。室内窓は、壁のアクセントにもなり、デザイン性も上がるのでリノベーションでも大人気です。今回は、室内窓のメリットや取り付けの際の注意点に加えて、オシャレなリノベーション事例も紹介します。
▼FULLHOUSEのリノベーション事例は、こちらからもご覧いただけます。
CONTENTS
室内窓とは?
室内窓とは、間仕切り壁に取り付ける窓のことです。部屋と部屋の間、部屋と廊下の間など、室内の壁に窓を取り付けることで、デザイン性だけでなく採光性・通気性がアップするなど機能面での効果も期待できます。
最近はリノベーションで室内窓を取り付ける事例が増えており、注目を集めています。室内窓には、「開閉窓」と「FIX窓」の2種類があります。特徴や費用は次の通りです。
<開閉窓>
開閉窓は、外壁に取り付ける窓のように、自分で開け閉めができる窓のことです。通常の窓同様に、「観音開き」「引違い」「回転窓」「突き出し」などさまざまなタイプがあります。
開閉窓は、サイズや素材にもよりますが、シンプルなものなら材料費+取り付け費で10万円程度からとなっています。
▽回転式の開閉窓 ⇒この事例はこちらから詳細をご覧いただけます!
<FIX窓>
FIX窓は、開閉ができない固定式の窓です。採光や空間を広く見せたい時などにおすすめです。費用は取り付け費込みでだいたい7万円程度からとなっており、開閉窓よりは安く施工できます。
室内窓を取り付けるメリット
リノベーションでも流行っている人気の室内窓ですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは主なメリットを4つ紹介します。
開放感が出る
四方を壁で囲われている部屋は、どうしても圧迫感や閉塞感が出てしまいます。特に狭い部屋や北向きの部屋などは、暗く重い雰囲気が漂いがちです。
室内窓を取り付けることで、部屋と部屋、部屋と廊下が窓でつながり、空間的な広がりを持たせることができます。室内窓によって、書斎やキッチンなどの狭い空間にも開放感が生まれます。
明るさ・風通しが良くなる
室内窓を取り付けることで、部屋に光を取り込むことができます。採光性をアップさせることが、室内窓のもっとも大きな特徴とも言えます。前述の「開放感」同様に、暗くなりがちな部屋を明るく健康的な空間に変貌させることができます。
また空気の通りが悪い部屋に開閉窓を設置すれば、隣の部屋や廊下から空気を取り込めます。風通しを良くすることで、梅雨や夏場の湿気を帯びた空気や熱気を逃がすことができます。また、室内窓を通じてエアコンの暖気や冷気も行き渡らせることができるので、部屋全体の快適性も増すでしょう。
家族の様子が分かる
子育て世代であれば、子どもが勉強していたり遊んでいる部屋に室内窓を付けることで、隣の部屋からでも様子がうかがえます。幼児が寝ている様子をチェックできるのも、室内窓ならでは特徴です。
また子どもに限らず、家族が別々の部屋にいる場合でも室内窓を取り付ければ空間的なつながりができます。そのため、気軽に会話をしたり呼びかけたりできるのでコミュニケーションがとりやすくなります。
デザイン性が高まる
リノベーションで自分好みの住空間を作りたい場合、デザイン性の高い室内窓はとっておきのアイテムとなります。室内窓はガラスの柄や種類、枠の素材、形状やサイズなど、多種多様なラインアップから選べます。
カフェ風、北欧風、インダストリアル、和モダンなど、部屋のイメージに合った室内窓を選び、インテリアや家具もうまくコーディネートすれば、自分だけの特別な空間が作れるでしょう。
室内窓を取り付ける際の注意点
人気の室内窓も、施工前に確認すべき注意点がいくつかあります。代表的な注意点を4つ解説します。
取り付けられない壁もある
室内窓を付ける際には間仕切り壁を取り壊します。そのため筋交いがある壁や耐震強度に影響が出る場所には設置できません。特に木造は耐震壁の影響で設置場所やサイズに制限があるので、事前にリノベーション会社に相談することが大切です。
人によってはメリットがデメリットに変わるケースも
室内窓のメリットのひとつに採光性や通気性のアップがあります。これは逆に言えば、光が入り込みすぎたり、風や音が室内に入りやすくなるということでもあります。夜寝る時のまぶしさや、集中したい時の騒音、隙間風などが煩わしく感じる場合もあります。
また室内窓の設置によって家族間のコミュニケーションが促進される一方で、プライバシーを重視する人にとっては逆効果になるかもしれません。廊下との間の壁に室内窓を入れると、人が通るたびに視線が気になるというケースも考えられます。
設置の有無については家族と相談しながら決め、取り付ける場合には家族構成や性格、ライフスタイルなどにあった室内窓を選ぶべきでしょう。
周囲の壁や家具とデザインを揃える
室内窓はバリエーションが豊富です。色や形、材質など、自分や家族が好きなものを選べる一方で、壁や家具、インテリアなどとのバランスも考えるべきです。主張が強い色の枠やガラスを選ぶと、そこだけ浮いたようなアンバランスな空間になってしまいます。
リノベーションは部屋全体のコーディネートが重要なので、リノベーション会社の設計士やデザイナーと相談しながら決めていくのが基本です。
後から付ける場合はコストが割高になる
前述したように室内窓はFIX窓で7万円、開閉窓で10万円程度のコストがかかります。形状や材質、大きさなどによっては20万円以上かかるものもあります。
また、後から室内窓を取り付ける場合には周辺の壁を壊す必要があるため、工事費用が余計にかかります。そのためリノベーション工事をするなら、設計段階で明るさや風通しを予測し事前に設置した方が割安になります。
室内窓があるリノベーション事例
FULLHOUSEがリノベーションをした事例の中から、室内窓を設けた事例をご紹介していきます!
キッチンまで光と届ける、床から天井までの室内窓
▶事例タイトル:主人公になれる1LDK ー伝統と革新が同居する街でー ⇒こちらをクリック
水回り配管の都合上、キッチンスペースを南に配置できなかったため、南に位置する洋室からたっぷり陽を取り込みました。床から天井までのFIX窓で十分な明るさを確保しています。
まるでショーウインドウ!ウォークインクローゼットに室内窓を設置。
▶事例タイトル:青に魅せられたブルックリンハウス ⇒こちらをクリック
アパレルショップさながらのウォークインクローゼット。「せっかくなら廊下からも覗けるようにしたい」ということで、小窓を設けました。暗くなりがちなクローゼットルームにも明るくなり服を選びやすくなります。
本好きなご夫婦が、どこに居ても本棚を眺められる窓
▶事例タイトル:1万冊の本に囲まれたフレンチシックな「おうち図書館」 ⇒こちらをクリック
リビングの隣に設けた寝室とリビングを繋ぐ室内窓。窓の手前も、その奥も、大好きな本がぎっしり詰まった本棚を眺められます。お部屋に籠って本を読んでいても、さりげなく互いの気配を感じられます。
まとめ
リノベーションで室内窓を付ければ、壁に遊び心やアクセントを加えられます。さらに、通気性や採光性、家族のコミュニケーション促進など、暮らしを豊かにしてくれるメリットもたくさんあります。一方で、プライバシーの確保やコストの問題など、注意点もあります。
特に、室内窓を後から付けたいと考えた場合には、コストが高くなるだけでなく、想定していた場所に理想の室内窓を設置できないケースなども出てくるでしょう。そのような失敗をしないためには、リノベーション工事の段階からある程度明るさや風通しを想定し、家族のライフスタイルや考え方も加味しながら、事前に計画しておくことが重要です。
理想の室内窓を付けるためには、リノベーション会社との連携は必要不可欠です。多くの施工実績があり、多様なニーズに対応してくれる会社に依頼しましょう。
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