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2023.03.29家づくり 家探し 住み替え リノベーション
子育て世代におすすめ!マンションの1階に暮らすメリットと注意点
マンションの1階部分は防犯面や眺望、日照などの面を心配し、購入をためらう人がいる反面、専用庭が使えたり物件価格が安いなどといったメリットがあるため、好き嫌いが分かれる傾向にあります。
そこで今回は、マンションの1階に暮らすメリットと注意点を詳しく解説していきます。また子育て世代にオススメの理由や、リノベーション事例なども合わせて紹介します。この記事を読んだ上で1階の部屋の特徴を把握し、物件購入の選択肢の一つとして検討してみてください。
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1階に暮らすメリット
マンション1階の部屋は好き嫌いが分かれますが、良さを知っておくことでマンション選びの選択肢を広げることにもつながります。まずは、メリットを4点紹介していきましょう。
メリット1:部屋へ入りやすい
1階部分はエレベーターや階段で階上に上がる必要がないため、外出時や帰宅時にすぐに部屋に入れます。
例えば、出勤時や通勤時など何かと慌ただしい時間帯でも、すぐに駅やバス停、自転車置き場にいけるので余計な時間を食わずに住みます。これが高層階でかつ戸数の多いマンションの場合には、1階に下りるまでに時間がかかります。さらに、多くの人が同じタイミングでエレベーターを使う場合には長時間待たされて、ストレスを感じるケースもあるでしょう。
他にも買い物帰りに重い荷物を抱えて階段を上がるといったこともないので、体力的・精神的な負担を軽減できます。
メリット2:専用庭やテラスがあれば、家庭菜園などを楽しめる
多くのマンションでは1階部分に専用の庭やテラスがあります。庭があれば、家庭菜園やガーデニングが楽しめ、子供の遊び場としても使えます。キャンプ用品や自転車など、置き場所に困る物を置いたり、収納棚や物置を設置したりもできます。通常、専用庭は毎月1,000円未満の料金で使えるので経済的な負担も軽いでしょう。
▼マンション専用庭の一例
メリット3:近隣トラブルのリスクが少ない
マンションの近隣トラブルで多いのは、上の階に住む居住者の足音です。特に大きな音を立てているつもりがなくても、階下の人にとっては騒音に感じるケースもあります。また家具を引きずったり、子供が飛び跳ねたりする音も、騒音トラブルに発展するおそれがあります。
1階部分であれば階下に居住者がいないので、足音などの騒音トラブルの発生リスクを抑えられます。下の階の人に気を使わずに過ごせるので、ストレスも大きく軽減されるでしょう。
メリット4:高層階よりは安い
一般的に、マンション価格は高層階よりも低層階の方が安い傾向にあります。特に1階の部屋は購入価格を抑えられるので、マンション選びの際に予算を重視する人にとっては良い選択肢となるでしょう。
1階に暮らす際の注意点
一方、マンションの1階に暮らす際の主な注意点には次の4点があります。
注意点1:プライバシーとセキュリティ面の不安がある
もっとも大きな懸念点として挙げられるのが、プライバシーとセキュリティの問題でしょう。
1階部分はどうしても外を歩く人の視線が気になってしまいがちです。特に歩道沿いで、遮るものがほとんどない場合には室内が見えやすくなります。また低層階は高層階に比べて侵入しやすいため、防犯面でも不安を感じてしまいます。
ただし、これはマンションの前がどのような状況かにもよります。人通りが少なかったり、垣根や植え込み、目隠し用のフェンスがあれば視線をある程度遮れます。また防犯面では、1階だけでなく2階や3階も同様にセキュリティ対策が必要になります。1階だけが特にセキュリティリスクが高いとは言い切れないでしょう。
注意点2:眺望や日当たりがよくないことがある
遮るものが少ない高層階に比べて、1階は眺望や日当たりが悪い物件もあります。高台に無い限りは、1階での眺望は期待しない方が良いでしょう。一方、日当たりは、周囲の建物の存在や窓やベランダがある方角などによっても異なってきます。
購入を決める前に、時間帯を変えて内見するなど、日当たりについてしっかりと調査しておくことが大切です。
注意点3:虫が発生しやすい
1階の部屋は垣根や植え込み、庭があるので、虫が発生しやすく、室内に入ってくるリスクも高まります。特に、蚊、ハエ、蛾、アリ、蜘蛛などの侵入が考えられます。高層階では、ドアや窓から虫が入ってくることは多くないので、庭や道路に面している1階ならではのデメリットと言えます。
市販の虫除けグッズを設置したり、窓やドア、網戸をしっかり閉めることを意識するなど、虫対策を徹底した方が良いでしょう。
注意点4:専用庭の使い方は管理規約に則る
専用庭の利用は1階の部屋の特権ではあるものの、利用に際しては管理規約をしっかりと遵守する必要があります。
例えば、臭いや騒音が発生するような使い方はNGです。多くのマンション規約では庭でのバーベキューが禁止されており、植樹など勝手に庭の環境を変えるような行為も規制されています。事前に管理規約を確認し、どのような用途で使えるかを把握しておくことが重要です。
子育て世代に1階がオススメの理由
ここまでみてきたように、1階の部屋にはメリットもあれば注意点もあります。その特性を考えると、マンションの1階の部屋は特に小さな子供がいる「子育て世代」に適していると言えます。ここではその理由を2点紹介します。
下の階への音を心配しなくていい
子育て世代のマンション暮らしにおいて、子供の足音は階下の住民とのトラブル要因の一つです。足音だけでなく、飛び跳ねたり、おもちゃを散乱させたり、子供同士で遊ぶ音も、下の居住者からしたら騒音に感じる場合もあります。
1階の部屋であれば、下階を気にせず子供も自由に遊べるので、伸び伸びと子供育てができます。日々の暮らしの中で、階下の住民のことを気にせず、ストレスフリーで過ごせるのはファミリー層にとっては一番のメリットになるはずです。
マンションでもプライバシー空間で外遊びを楽しめる
専用庭の存在も子育て世代にとって大きな利点です。プールや砂遊び、ボール遊びなど、プライバシーを確保しながら、自由に外遊びができます。都心の場合には、近くに公園や気軽に使える市営プールがないケースも多いので、専用庭は特に小さい子供がいる家庭にとって嬉しい設備です。
また、子供が上階から転落するリスクがないのも、1階ならではのメリットです。2階以上の部屋の場合には少し目を離した隙に、ベランダから転落するという危険もあります。小さな子供がいる家庭では、転落リスクを重視して1階の部屋を選択するほうが良いかもしれません。
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南北に長い間取りを活かし、奥行き感のあるLDKをつくりました。
リビング横のフリースペースは、アトリエをイメージ。
将来的に子供部屋や仕事部屋へ変えられるよう、電気配線も工夫しました。
こちらの物件にはLDKからすぐ出られるテラス部分と、その先一段下がった所に土の庭があります。
家庭菜園なども思いっきり楽しめる、貴重な物件です。
まとめ
マンションの1階はメリットもデメリットもある、特徴的な物件であると言えます。セキュリティやプライバシーの問題などを気にする方もいるかもしれませんが、特に子育て世代にとってはお子様をのびのび育てられるメリットが多いでしょう。
物件の選択肢が広がればより早く物件を購入できるというメリットもあります。本記事を読んで、メリットがデメリットを上回ると考えた方は、ぜひ1階の物件にも着目してみてください。
マンションによって、防犯面や日当たりなどに大きな違いがあるので、物件選びの際には事前にしっかりと確認することが大事です。FULL HOUSEでは内見時に注意してみた方が良い所などもアドバイスし、お客さまの物件選びをサポートさせていただきます。
当社では、戸建てを含む様々な物件を紹介中です。未公開物件もあるので、気になる方はぜひお問い合わせください。
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