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BLOG リノベジャーナル

スタッフブログ

2023.09.02

家づくり デザイン フルハウスについて リノベーション 設計小島

5月にお引渡しのT様邸、造作についてのご紹介

こんにちは、設計の小島です。

本日は、5月のお引渡しを行った鉄骨階段のあるお住まいについてのご紹介を行っていきます。

 

今回のテーマは『造作について』です。

照明がテーマの記事はこちら→鉄骨階段のつくマンションリノベ、照明のこだわり

 

主役にもなるロフト階段

リノベーション前にもあったロフトを活かして設置を行った階段

既製品のハシゴや階段ではなく、どんな材料を使うか、どのように設けるかなど1からお施主様と考えた思い出深い階段です。💭

こちらの階段は躯体現し面に設ける段数のうち、半分を木製階段半分を鉄骨階段としています。

鉄骨を壁面に固定する際に、音と振動の発生はどうしても発生してしまいます。
マンションである以上、お隣に住まわれている方の事も配慮を行う必要があります。👷

ですので、鉄骨を固定する際の音や振動を低減させるために新しく壁を設ける工夫をしています。

しかし、新しく壁を作ると躯体現しの面積が減ってしまいます。

木階段とする場合、柱と梁で支えるので、階段の段数が増えることに比例して柱も増えていきます
お部屋を広く見せるためにも柱の数は最低限としたいという思いもありましたので、

このような経緯から、写真のような階段が出来ました。✨

マガジンニッチ×室内窓

お施主様のご希望により、マガジンニッチを廊下に設けました。

 

お好みの雑誌や絵を飾れば、リビングまでの動線も見てて心地よい空間になります。

また、リビングドアと併せて室内窓を設けているので、明るさも十分に確保できました。💡

家づくりにおいて、リビングや家事動線は重要視されることが多いですが、
廊下は比較的フォーカスされにくい箇所となっております。😓

1日の生活の流れを家づくりに当てはめることで、視野から外れていた部分も見えてきたりしますのでおすすめです。🔍

上部に設けた固定棚の目的は…?

土間・廊下の上部に固定棚を設けました。

こちらの目的は

『帽子を飾る』ことです。🧢

お施主様がたくさん帽子を持っているとのことで、
並べて収納したいとの事でしたので、当初は壁一面に棚を設ける予定でした。

しかし、棚の奥行き分通路の幅を広くする必要がありまたので、スペースを有効的に使うためにも、
上部に並べる収納方法に変更しました。

お引渡しを行ってから早3か月が経ちます。
リノベーションしたお住まいで快適な暮らしを実感して頂けていれば光栄に思います。💭

 

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