スタッフブログ
2023.09.04家づくり 断熱・耐震 素材・工法 リノベーション 設計朝倉
建物の構造の違い
こんにちは。
フルハウス名古屋 設計の朝倉です。
この間の9月1日は防災の日でした。
ちょうど100年前のこの日に関東大震災がありました。
たくさんの住宅が倒壊した大きな災害でした。
木造、鉄筋コンクリート、鉄骨 構造の違い
まずはコンクリート。
柱と梁で構成された建物構造です。
この2つからできているので単純ではあります。
建物自体の重さ(自重)と床に置かれる家具など(積載荷重)を
柱と梁で負担するので柱の下には「杭」と呼ばれるものが
地面の中に埋まっています。
場所によって地盤が固い・緩いなどあるのでそれによって
杭の長さも変わってきます。
鉄骨も似たような構造が多いです。
鉄骨はコンクリートと比べるとしなる力(靭性)があるので
自信で揺れたときに大きく揺れます。
続いて木構造です。
木構造も柱と梁を組んで作っていきます。
が、木構造はコンクリートや鉄骨と違って部材自体に強度がありません。
なので地震や台風などに耐えられるだけの構造強度を持っていないのです。
そこで、
「筋交い」の登場です。
柱と柱の間に斜めに部材をいれて
建物が傾いたり倒壊しないように支えてとなってくれるものです。
上のイラスト 左側は柱と梁で四角形が構成されている中に
斜めの筋交いをいれた基本的な形です。
筋交いをいれることで構造的に三角形が出来上がります。
これを「トラス構造」と言い、構造的にとても強い構造になります。
木構造では筋交いを入れて、筋交いの入っている壁で地震・台風に対抗しています。
筋交い入りの壁の数が多いほど強い建物になるのです。
柱、梁を固定するための耐震補強金物で
がっちり固定することが大事です。
建築基準法でも決められており、指定の金物、指定のビスがあります。
私たちは現場へ行った際には規定の金物、ビスが適切に
取り付けられているかをチェックします。
大きな災害が起きる度に基準を見直して
被害を最小限に留めることを繰り返してきました。
それも安全な住宅に安心して暮らしてもらいたいからです。
リノベーション工事でも耐震補強をすることで
新築と同等以上の耐震性能を確保することもできます。
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