フローリング、どっち向きに貼る?
こんにちは、設計の小島です。
本日はフローリングの貼る方向について施工事例を用いて解説をしていきます。
長手方向が必ず正とは限らない
フローリングの貼る方向として、お部屋の長手方向に対して平行に貼っていくことが一般的だと思います。
実際、長手方向に対して平行に貼っていくことで奥行きを感じ、広く見えます。
しかし、こちらのお住まいは

お部屋の長手方向に対して垂直にフローリングを貼っています。
こちらのリノベーションではあえて、垂直に貼るようにしています。
その理由を書いていきます。
①廊下とLDKで床見切りが入るのを避ける目的
廊下とLDKそれぞれ1つの空間として、フローリングの貼る方向が考えた時に、向きが揃わない事が良くあります。
向きが揃わない場合、床に見切り材を入れることが多いです。

お施主様から、『スッキリ見せたい』というご要望も頂いていたこともあり、
こちらのリノベーションでは、廊下のフローリングの貼る方向にLDKを合わせることとしました。
リビングドアを開けていることが多い方やお住まい全体で一体感が欲しい方は
廊下も含めてフローリングの貼る方向を検討することをお勧めしています。
②隣接する部屋も含めて考える
こちらのお住まいは、LDKと隣接して個室を設けています。
2枚の引戸が間仕切りの代わりをしています。

基本は閉めずに、来客時のみ部屋を区切るとの事でしたので、LDKはこの個室も含めた空間で考えました。

引戸を空けるとフローリングが続いているのでとても広く感じます。
家づくりにおえて、『一般的、基本的にこうなっている』というものはフローリング以外にも結構あったりします。
一般的な考え方を把握した上で、自分の生活をあてはめながら考えていくことがより良い家づくりに繋がると思います。