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BLOG リノベジャーナル

スタッフブログ

2022.08.12

家づくり デザイン フルハウスについて 企画高木

悩めるリノベ設計士

今年のお盆休み、皆さんはお出かけなさるのでしょうか?
私は両親が住む仙台に帰る予定でしたが、感染者数も増えてしまったので、帰省を諦めました。
6日間の夏休み、何をしようか悩んでいる高木です。。。

今日は「リノベーション工事レポート」をお休みして
私が過去に担当した「リノベーション済み物件」の中から、
「ここはもっとこうすれば良かったかもしれない・・・・」というお悩みポイントをご紹介します。

悩めるリノベ設計士 隣り合わせの色

お悩みポイント、といっても生活に困るようなポイントではなく
完成してみて初めて気付いたデザイン面のプチ失敗談のようなものです。

失敗、というと大袈裟かもしれません。

実際には気にならない人の方が多いと思うのですが
リノベ設計士としての微妙なこだわりと言いますか、「ああ!惜しい!」みたいな事なんです。
こんなことを考えて設計しているんだな~と、参考にして頂けたらと思います!

今回の事例はこちらのお住まい

エッジの効いたヴィンテージスタイル

満足いく間取り・デザインに仕上がっていますが、もっとこうすれば良かったな・・・と思うポイントがいくつかあります。
そのうちの1つが『隣り合わせの色』について。

ダイニングからキッチンを向いた時に見える壁面
この黄色の部分も「ブラック」にすればよかったかな・・・・と、完成した状態を見て悩みました。
キッチン横に貼り上げた黒のキッチンパネルが、空間のアクセントになっているのですが
その隣のリビング扉も黒にしてしまったので、扉周りの白い壁が妙に目立ちます。

扉を白にして、キッチンパネルを思いっきり目立たせる
この面一面(黄色く塗った部分)を黒に仕上げる、どちらかを選択すればよかったかな・・・・なんて悩んだ事例です。

でもこの面が真っ黒になると、隣のネイビーの壁紙が目立ちにくいし
キッチンも同化してしまって全体的に暗い印象になりすぎるかな~なんて考えたりします。

これ、正解が無いので永遠に悩み続けられるポイントです(笑)

続いてこちら。

シューズクロークからウォークインクローゼットへ上がる部分の「上がり框」
シューズクローク側から見ると、タイルが急に分断されて木が出てきた!といったように見えませんか?
この黒く塗った部分も同じタイルで仕上げた方が、シューズクロークから見た時に綺麗だったかな・・・と思いました。

でも、ウォークインクローゼット側から見ると
「フローリングの中に急に黒いタイルが現れた!」といった感じになるのです。
どちらを取るか、非常に悩ましい・・・・・

工事の納まりとしては、今の仕上げが綺麗ですし一般的な造りです。
ですがこうやって写真を見てみると、もっと他に選択肢があったかもしれないな。と感じるのです。
まだまだ知見を広げていきたいですね。

 

 

もう一つはこれ。
白く塗った部分がコンクリート表しになっていますが、白いクロスで仕上げても良かったかな?と思った事例です。
上部の梁がクロス仕上げで、左隣はネイビーで、正面はコンクリート。

色や素材感が混在している感じも悪くは無いのですが、白く塗った部分も白いクロスで仕上げたら
天井コンクリートがもっと映えたかもしれないな、と考えます。

でもこの物件を見て下さったお客様からは、この壁がコンクリートになっているのを気に入って頂けているので
本当に些細な、設計士のつまらないこだわりの一つなんだな。と気付かされるのです(笑)

悩めるリノベ設計士 ラインが揃わない

最後にもう一点、「ラインが揃わない」というお悩みポイントを。

 

リビングと寝室の間の明り取り窓
右にある梁のラインと合わせれば良かったかな、と考えます。
寝室から高さの兼ね合いもあるので、リビング側だけ高さを合わせればいいわけでもないのですが
こういう「ラインが揃わない」という事例はよくあります。

使い勝手には全く影響しないのですが、建築の様式美の一つとして、直線の美を追求することがあります。
人間は線対称・シンメトリーを好む性質にあるため高さや幅がバラバラなものを並べるより、綺麗に整った形のものを同じ高さに・対照的に配置する方が美しく見えるんだとか。
設計段階でしっかり想像して計画したつもりでも、仕上がってみたらこのように気になる部分が出てきます。

これら全て、リノベ設計士の些細なこだわりの一つで
お客様の立場では全く気にならない事もたくさんあると思います。私自身、作る側の立場だと気になっても、住む側の目線になると気にならない事の方が多いです(笑)

それでも、完成度の高い住まいを提供したいと考えているので、FULLHOUSEリノベチームはまだまだレベルアップしていきたいと思います!

以上、悩めるリノベ設計士のお話でした。

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