スタッフブログ
2022.09.29断熱・耐震 フルハウスについて リノベーション 営業柴田
性能向上リノベ ~耐震編~
私たちアイジーコンサルティングでは万が一に備えて全店舗に発電機があります。本日、試運転を行いました☆
いつ来るかわからない大災害に対しては常に備えておくことが必要ですね。
こんばんはFULLHOUSEの柴田です。
本日は最近話題の性能向上リノベについてのお話をさせて頂きます。
そもそも性能向上リノベってなーに
単におしゃれにリノベーションするのではなく、住宅の性能を高めてより快適にするリノベーションが性能向上リノベになります。
代表的なのは、耐震性の向上や断熱性能の向上です。
本日は耐震にしぼってお話します。
旧耐震基準と新耐震基準の違い
旧耐震基準
旧耐震基準は、1950年から1981年の5月まで運用された耐震基準です。10年に1度発生すると考えられる中規模の地震(震度5程度)に対して、家屋が倒壊・崩壊しないというものです。
新耐震基準
1981年6月から施行された基準は、中規模の地震(震度5程度)で家屋がほとんど損傷しない。大規模の地震(震度6強程度)で家屋が倒壊・崩壊しないというものです
弊社では過去に10000件の耐震診断を行ってきた中で、新耐震だから安心ではないのが本音のところです。
いわゆる新耐震の1981年6月から2000年の間で建てられた建物は耐震診断をすると数値的にわるい結果がでる家屋が多くあります。
耐震等級1.2.3って何が違う?
耐震等級1(建築基準法の耐震性能を満たす水準)
いわゆる新耐震基準です。大規模の地震(震度6強程度)で家屋が倒壊・崩壊しない
ただし、倒壊はしないが、一定の損傷を受けることは許容しているという意味にもなります。
耐震等級2
耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。『長期優良住宅』では耐震等級2以上が認定の条件です。
耐震等級3
耐震等級1の、1.5倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物の基準にもなっています。
耐震性能の向上リノベ
どうせリノベをやるならやはり耐震等級3を目指したいですね。
こちらは弊社でおこなった実例(昭和54年の木造戸建て)になります。注目する数字は赤丸で囲ってある数字です。
現況診断書抜粋
改修後の診断書
改修前(赤色) 改修後(青色)
2階 X方向:0.28→2.37 Y方向:0.44→3.66 1階 X方向:0.29→1.59 Y方向:0.24→1.89
数値が一番低いところが基準になりますので1.59、耐震等級3相当に補強ができたという事になります。
まとめ
古い物件でも耐震補強をすれば快適に安心して住むことができます。ただ耐震性能を向上させようと思うと物件選びには注意が必要です。鉄骨造、鉄筋コンクリート造、メーカー認定工法については弊社で行うのは難しいです。
また木造枠組壁工法いわゆる2x4は補強が難しくなるため、性能向上リノベを行いたいというお考えのお客様は木造軸組工法を選びましょう☆
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