スタッフブログ
2022.10.31工事現場 家づくり 断熱・耐震 素材・工法 リノベーション リノベの現場から 設計朝倉
『性能向上リノベーション』とはなんぞや?
こんにちは。
フルハウス名古屋 設計の朝倉です。
朝夕と気温も下がってきて
冬支度というところでしょうか。
今日はハロウィン🎃
繁華街は仮装した人でいっぱいなのでしょう。
性能向上リノベーションを語る・・・
語らせてもらいます。
私たちも2年ほど前に携わらせてもらった
名古屋市中村区で設計・施工しました。
性能向上リノベーションとは、
「耐震性」と「断熱性」を向上させた戸建てリノベーションのことです。
YKKさん主催で全国各地の中古戸建を再生させるプロジェクトです。
先日隣の岐阜県で構造見学会を行うとのことで見学会に参加させてもらいました。
私たちが工事していたときはコロナと重なって構造見学会は見合わせました。
新しい間取りに生まれ変わるため柱を新しくいれたり
使える梁はそのまま使ったりします。
ただし、補強金物は昔のものだと傷んでいたり現在の構造規定に合わないため
各所で補強金物の取付けは必須になります。
また昔の建物は柱と柱を繋ぐ梁も細かったりするので梁下に補強の木材を入れて
一体化させることも大事なことです。
床や天井を撤去してみないと分からないことも多々あるので
解体して骨組み状態になってから再度の現地調査・確認が必要です。
ここで設計と工務で協議して補強箇所の方針を決めていきます。
断熱材を入れる前の状態を見学させてもらいました。
サッシ廻りにはすき間を埋めるため発泡断熱材が施工されています。
基本的に断熱材で建物全体を覆うイメージです。
なのですき間があるとそこから冷気が入ってきたり
部屋内の暖気が逃げていきます。
すき間をつくらないことが断熱性能を上げる重要なポイントになります。
断熱材の内側に気密シートを貼って可能な限りすき間を作らないようにする努力をしています。
断熱と気密はセットと考えてもらったほうがよいかと思います。
見せてもらった現場でも断熱材を入れて気密シートを施工した後に
気密測定という計測できる機材で家全体のすき間がどれくらいあるかを測定するとのことでした。
性能向上リノベーションは構造体や断熱材、気密などの部分で
完成のときには目に見えてはこないですがとても大事なことを行っています。
その分施工時のイニシャルコストは上がってしまいますが、
永く快適に暮らそうと思うならやっておくべきだと思います。
そんな家で暮らすことができたらきっと素敵な生活が待っていると思います。
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