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BLOG リノベジャーナル

コラム

2023.02.11

家づくり デザイン リノベーション

カウンターキッチンって本当に良いの?メリット・デメリットを事例と共に徹底解説!

最近のキッチンスタイルの主流は、カウンターキッチンです。リノベーションで物件探しをするときも、カウンターキッチンにできるかどうかが判断材料になっている方もいます。しかし、カウンターキッチンは必ずしも全ての方にとって、便利で使いやすい形状とはいえません。

カウンターキッチンのメリット・デメリットを正しく理解して、自身の調理スタイルやライフスタイルなどと照らし合わせて選びましょう。カウンターキッチンの事例も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

様々なキッチンスタイルをご覧になりたい方は、こちらの施工事例ページをクリックしてください!

施工事例集

カウンターキッチンとは?

カウンターキッチンとは、キッチンとリビング・ダイニングの間にカウンターがあるタイプので、「対面キッチン」とも呼ばれています。また、カウンターキッチンはフルオープンとセミオープンの2種類があります。

オシャレなカウンターキッチンは、リノベーションを考えている人にとっても根強い人気があります。ただし自身の料理のスタイルや家族構成、ライフスタイルも考えながらキッチンスタイルを選ばないと後悔する可能性もあります。

まずは、キッチンタイプを「カウンタータイプ(フルオープンとセミオープン)」と「壁付きタイプ」に分けて、それぞれの特徴を確認していきましょう。

カウンタータイプ

キッチンとリビング・ダイニングの間にカウンターを設置する場合に、「セミオープン」と「フルオープン」が選べます。

セミオープンとは、キッチンの一部が腰壁や吊り戸棚で仕切られているタイプです。開放感がありながらも、リビング・ダイニングからの視線をある程度遮れるのが特徴です。

▼セミオープン

フルオープンは、キッチンとリビング・ダイニングの間に仕切りなどが一切ないタイプのものです。遮るものがなく、完全に独立したカウンターになっています。そのため、開放感があって、家族や来客と会話がしやすかったり、作業スペースが広くとれるのが特徴です。

▼フルオープン

壁付けタイプ

壁付けタイプのキッチンとは、壁にそって設備が配置されているタイプです。キッチンとリビング・ダイニングが完全に分離しているタイプ(クローズ型)や、LDKが一体になっているタイプなどがあります。後者の場合、料理をする人はリビング・ダイニングに背を向けるかたちになります。

▼壁付け(キッチンとダイニングが完全分離)

 

カウンターキッチンのメリット

キッチンタイプの最近の主流は、壁付けではなくカウンターキッチンのほうです。リノベーションでもこのタイプに改修できるかどうかを、物件選びのポイントにしている人もたくさんいます。

では、カウンターキッチンには、どのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを6つ紹介しましょう。

開放感

まずはなんと言っても開放感が魅力です。昔ながらのクローズ型の壁付けキッチンとは違い、カウンターキッチンの場合、リビング・ダイニングとキッチンが空間的につながっています。仕切りとなる壁が1つもないフルオープン式はもちろん、セミオープン式でも十分に開放的です。

料理をする人だけでなく、ダイニングやリビングで過ごす人にとっても室内が広く感じられるのが最大のメリットです。

コミュニケーション

カウンターキッチンで料理をしながら、あるいは食後の洗い物や片付けをしながら家族と会話ができるのもカウンターキッチンならではのメリットです。食事の時間を通して、コミュニケーションの機会が増えるのはファミリー層にとっては魅力でしょう。

もちろん、お客さんが来た時にも、カウンターキッチンなら料理をしたりお茶を入れながら会話を楽しめます。

子どもの様子が見える

小さな子どもがいる場合、カウンターキッチンならば常に気を配れます。子どもが何をしているか、危険はないかなど、横目で見ながら料理や片付けができます。準備や食後の片付け、料理の手伝いなどを、子どもに気軽に頼めるのもこのタイプの利点の1つです。

配膳しやすい

カウンター越しに、配膳したり、後片付けできるのもメリットです。クローズ型の場合には、食器や料理をいちいち運ばないといけないケースもありますが、カウンターキッチンならば手を伸ばすだけでラクに対応できます。毎食後の片付けが面倒と感じている人にとっては、特におすすめです。

カウンターキッチン

作業スペースが広い

カウンターキッチンは、作った料理をカウンターに置きながら作業できるので、作業スペースを広くとれます。また、食材や調味料などを、シンク横やコンロ横に置いても邪魔にならず、作業の効率化も図れます。料理好きの人やゲストに料理を振る舞う際などには、特に重宝するでしょう。

冷暖房が効きやすい

LDK全体で空間がつながっているので、冷暖房が部屋全体に行き渡ります。短時間で快適な室温にできるので、電気代の節約にもつながります。クローズ型の場合には熱気がこもり、料理中に扇風機を回したりする必要もあるので、夏場は特にオープン型(カウンターキッチン)のメリットを感じられるでしょう。

 

カウンターキッチンのデメリット

メリットがたくさんある一方で、カウンターキッチンにもデメリットはあります。メリットとデメリットを比較しながら、自分にとってどのようなキッチンスタイルが良いのかよく検討しましょう。

においがLDKに広がりやすい

開放感があり、冷暖房が効きやすいというメリットの裏返しとして、料理のにおいがLDKに広がりやすいというデメリットがあります。揚げ物の油や炒め物のニンニク、カレーなどにおいが強いものは、長時間LDKに香りが残ってしまうかもしれません。場合によってはカーテンやソファーなど布製の物に、においが付着してしまうこともあります。

換気扇を最大にするか、キッチン近くに開放できる窓があれば開け放つなどして対応しましょう。

油はね・水はね

キッチンカウンターで調理や洗い物をすると、どうしても油や水がはねてしまいます。カウンターであれば台ふきんなどですぐに拭けますが、床に油や水、料理の汁などが飛ぶと、気づかずに踏んでしまい、汚れが広がるかもしれません。

揚げ物の場合はオイルガードやレンジガードを設置したり、床に新聞紙などを敷くなどして対策を講じましょう。面倒でなければ、毎回床を雑巾がけするのが最も清潔です。

フルオープンだと生活感が出やすい

フルオープン式の場合には、外からキッチン内がすべて見えてしまいます。例えば、シンク内に洗い物がたまっていたり、床が油汚れや水はねで汚れている場合など、自分ではあまり気にしていなかったことも、ゲストはよく見ている場合もあります。

洗い物をためない、マメに掃除をするなどで解決できる問題ながら、なかなか実行に移すのは難しいでしょう。友だちや知人を招く機会が多い人は特に注意すべきポイントかもしれません。

▼キッチンの収納(=パントリー)について解説した記事も合わせてご覧ください。

キッチンのパントリーを徹底解剖!3つのパターンとメリット・デメリットを解説

来客に見られたく無い場合には不利

上述の通り、リビング・ダイニングからの視線を遮るものがないので、キッチンの様子が見えてしまうのはデメリットと言えるでしょう。

すべてを整理整頓して、常に清潔にしておけば問題はありませんが、物が多いとそもそも収納できないというケースもあるでしょう。見せる収納を活用したり、生活感の出ないディスプレイを心がけたりして対応しましょう。

 

カウンターキッチンの事例をご紹介

FULLHOUSEがリノベーションを行ったお住まいの中から、『セミオープン』『フルオープン』それぞれの事例をご紹介します。

セミオープンキッチンの事例

生活感は隠しながら、LDKの繋がりを感じられるキッチンスタイル

⇒事例ページはこちらをクリック

対面キッチン LDK

キッチンからダイニング・リビングはよく見渡せますが、ちょうど手元が隠れる高さまで腰壁が立っているのでリビング側からキッチンは隠れています。コンロ前に壁があることで油跳ねを防ぐ事にも繋がります。

L字のカウンターは配膳・盛り付け・食事すべてに対応

⇒事例ページはこちらをクリック

キッチンカウンター L字

Ⅱ列型キッチンの手前側に、Lで囲んだカウンターを設置しました。食事やお仕事スペースとしてだけでなく、配膳・盛り付けにも使えます。作業スペースが更に広がるので、料理が好きな人にとって便利な設計です。

インダストリアル キッチン

壁付けキッチンを、カウンターキッチン風にアレンジ

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アウトドアスタイル LDK

リビング側から見るとまるでカウンターキッチンのような造りですが、実は壁付けキッチンです。マンションの水回り配管の都合上、壁付けキッチンにしか出来ませんでしたが、作業カウンターを前面に造ることでカウンターキッチンと同等の使い方が出来るようになります。

アウトドアスタイル キッチン

 

フルオープンキッチンの事例

ホテルライクなフルオープンキッチン

⇒事例ページはこちらをクリック

ホテルライク フルオープンキッチン

海外のホテル暮らしを目指したリノベーション。室内をスッキリさせるために、キッチンは収納豊富なタイプを選びました。全体を白で統一することで壁と同化し、存在感を減らすことができます。

ホテルライク フルオープンキッチン

木製キッチンで、部屋のインテリアに馴染ませる

⇒事例ページはこちらをクリック

ウッドワン 木製キッチン オープンキッチン

フルオープンキッチンは、お部屋の内装や家具との統一感を持たせることが非常に難しいのが悩みどころです。こちらの事例ではウッドワン社の木製キッチンを採用し、床に貼った無垢フローリングや柔らかい壁の色合いとの調和を実現しました。まるで家具の一部のように馴染んでいます。ウッドワン 木製キッチン カップボード

キッチンが主役の住まいなら、フルオーダーキッチンも◎

⇒事例ページはこちらをクリック

フルオーダーキッチン ジャパンディ 

扉の素材や形状、収納内部まで全てフルオーダーで造られたキッチンです。フルオープンタイプの場合、良くも悪くもキッチンは目立つので、このようにフルオーダーで造り込むのも一つの手です。

フルオーダーキッチン ジャパンディ

 

 

まとめ

キッチンタイプは時代とともに変化してきており、調理をする人が閉じ込められるクローズドなキッチンから、家族とコミュニケーションをとりながら調理をするオープンスタイルに変わってきたという歴史があります。

これまではある程度視線を遮ることができるセミオープンが主流でしたが、キッチンの換気性能もあがり、より開放的なフルオープンを選ぶ人も増えています。

リノベーションにおいても、価値観の多様化によって選ばれるキッチンスタイルはさまざまです。カウンターキッチンが人気ではあるものの、調理スタイルや個々のこだわりによってはクローズドな壁付けキッチンが合うケースもあります。

キッチン単体で見るのではなく、リビング・ダイニングとのつながり方を考えたり、調理をする全ての人の意見を聞きながら方向性を固めていくと良いでしょう。

またマンションの場合は、元の間取りや水回り配管の都合上、リノベーションでカウンターキッチンにできないケースもあるため、キッチンタイプにこだわる人は特に物件選びが重要になります。

フルハウスは、多くのリノベーション実績を誇り、あらゆるお客さまの多種多様なキッチンスタイルの要望に応えてきました。リノベーションで理想のキッチンスタイルを実現させたい方は、ぜひ一度フルハウスにご相談ください。

▼FULLHOUSEのリノベーション物件を実際にご覧になりたい方は、こちらのイベントがおすすめです♪

 

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