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BLOG リノベジャーナル

スタッフブログ

2023.06.12

工事現場 間取り 家探し 素材・工法 イベント リノベーション リノベの現場から 設計朝倉

お部屋探しの注意点

こんにちは。

フルハウス名古屋 設計の朝倉です。

変わらす梅雨ですが、台風の時期にもなってきました。

足場が倒れたり廃材や資材が飛ばされたりしないかと

現場のことが気になるシーズン到来です。

 

 

ここに注意

マンションリノベーションを計画していると

よくあるのが水廻りの段差問題です。

解体途中の現場。

よく見るとトイレが一段上がっています。

トイレの排水勾配を確保するために一段上がっているのです。

給水管は圧力をかけて水を出しますが、

排水管は自然勾配をとって排水するので

どうしても床下に勾配分の空間が必要になります。

 

 

 

 

 

こちらはすべて解体し終わっている現場。

トイレがもう撤去されていますが、

トイレを含む水廻りが一段下がっています。

こうなっていると廊下とトイレ・洗面脱衣室の床高さを

同じ高さに揃えることができるのです。

 

 

 

 

 

こちらはキッチン。

当初のキッチンの位置から変えたため

排水勾配を確保するのが難しく

キッチン部分のみ一段上げています。

キッチンも排水が必要となるため

位置を変えたりすると段差ができる可能性があります。

 

 

 

 

 

こちらの事例のようにキッチンも含めて

リビング、ダイニング、廊下などすべての床を上げる方法もあります。

こうすれば玄関で靴を脱いで廊下に上がるところだけ

段差がありますが、他の部屋はすべて

同じ床高さとすることができます。

 

 

段差のないバリアフリーの住宅を希望されている方は

こういったところも注意して

お部屋の内覧をされると良いと思います。

それぞれにメリット・デメリットがあるので

設計士に相談されることをオススメします。

 

 

 

 

2日間の限定で内覧会を開催ます。

興味のある方はぜひ。

 

 

 

 

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